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ヒマワリ感動通信135号
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✦『予習と復習』
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ヒマワリは、かならず太陽を向いて咲きます。
企業活動に置き換えると、情熱を持った仲間と、
同じ方向をむいて、チャレンジし続ける組織となります。
同じ目標を見つめ社内が一体化することで、
様々な困難を乗り越えていきます。
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企業が時代を乗り越えていく中で、
事業承継の時期が訪れます。
事業承継コーチの立場として、
事業承継は華やかな場合ばかりではないと感じています。
それは、様々な問題が出てきて、解決しないと進めないからですね。
みなさんは普段の業務を引き継ぐ場合など、
その内容を確認してから引き受けますよね。
それと同じで、会社を引き受ける場合も、もっとたくさんの事項を確認します。
これまでの事業の良し悪しが後継者候補に吟味されるわけです。
どんなに後継者候補に器量があっても、
引き受ける度量がなければ、事業承継は成立しません。
器量はその地位に見合った才覚。
度量は、自分のことを良く言う者だけでなく、悪く批判する者も同じように受け入れる能力。
また、後継者候補は、親族でなく、従業員が増えています。
実際の事業承継の場面では、
社長と後継者候補が、企業の歴史と社長の人生を一緒に振り返ります。
その場面、場面でどんな背景があり、意思決定したのか。
その意味や意義を共有します。
これは、引き受ける度量につながります。
また、これからを語ることで、器量が芽生えます。
過去と現在を比較すると、度量が育ち
未来と現在を比較すると、器量が育ちます。
それを繰り返しながら、様々な困難を乗り越えているのです。
まさに、学校の勉強と同じ、予習と復習です。
誰もが出来る成功の秘訣ですね。