ヒマワリ感動通信85号
✦『思春期には読書が最適』
ヒマワリは、たくさんの種を残します。
根を深く伸ばし、土から栄養を吸収し、
太陽の光を浴びて体内エネルギーを高め、
そのエネルギーを種を残すことに捧げます。
その種が未来をつくっていきます。
春は新年度のスタートであり、変化のある季節ですね。
卒業や入学、転勤や引っ越し。
社内の人事異動、退職や採用もあります。
これらは全て成長する過程で起きていることです。
進学は勿論ですが、人事異動も組織が成長するうえで、
役割や業務を見直す機会となっています。
組織が成長するには、個々人の成長は欠かせませんね。
とても身近な例をあげると、思春期の子供です。
我が家にも2人の思春期の子供がいます。
思春期とは、心身ともに子供から大人に変化する時期のこと。
心と行動がバラバラだったり、
これまで大人の言うことを素直に受け入れてきたが
矛盾を覚えたりと、多くの「なぜ?」が生まれる時期です。
言い換えれば、
思春期は「将来の判断軸:信じる/疑うのか」を養う時期といえます。
これまでの疑問や矛盾を試したり、試行錯誤しながら
自問自答する大切な瞬間の連続です。
思春期を通じて、大人になる過程ですね。
そう考えると、
企業や組織にも思春期と同じ成長期があります。
疑問や矛盾が生まれるのは、成長のサインですね。
ミスマッチの溝を埋めることが成長となりますが、
日頃の鍛練でその差が出ます。
なぜ、成功者は時間を割いて読書するのか。
それは、読書することで、
・思考や判断の洞察力を高める
・自問自答するトレーニング
で本質や真因を瞬時に見抜く能力を養っているからです。
成長期ほど、判断の数も増え、スピードも必要です。
この読書という鍛練に役職も年齢も関係ありません。
社内読書会など、感想を一言集約して共有する場があると、
自然と習慣化されます。
思春期や成長期には読書が最適ですね。