ヒマワリ感動通信74号
✦『当たり前基準の天秤』
ヒマワリは、たくさんの種を残します。
その種が未来をつくっていきます。
企業活動に置き換えると、人財の育成により、
企業の未来を託すということになります。
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組織の存続は、人財育成の可否にかかっており、
1番の投資は人員採用、人財育成です。
1人あたりの生産性を上げるには、自分ひとりで稼いでも限界があります。
目標が大きければ大きいほど、共感する仲間が必要です。
企業にとっては、非常に悩ましい問題ですね。
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今日は採用や育成について、2つの視点をお話しします。
まずは採用について
採用しようとしている人財が
■ 現状の当たり前基準を上げる人財か、下げる人財か
ということ。
当たり前基準である現状の方針やルールを理解し実践できるかどうか。
採用の誤りは、育成・教育では補えないと言われています。
しかし、採用前に全てが分かることはありません。
そんな悩みを解消するのが、
次の育成についてです。
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■ 一人前レベルの明確化
ある期限までに、自社の当たり前基準まで成長が必要であること。
自社が求める戦力化の基準でもあります。
3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月単位で運用されている企業が多いですね。
3ヵ月までに〇〇が出来るようになっていること。
教育担当が指導と進捗状況を随時確認していきます。
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採用しても1年以内に退職してしまう。
そんな相談をたくさん受けます。
組織にとって人の問題は必ずあります。
そんな時、退職を回避するために、容易に基準を変える。
例えば、給与を上乗せする、目標や基準を下げる。
これは、現状の当たり前基準を下げる行為ですね。
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教育や育成とは、利他的な動機です。
次世代のために、従業員のために、お客様のために。
そう考えたとき、
自社の当たり前基準は上がる、下がる、どちらに振れるのか。
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モチベーションと同じで上がるほうが楽しいですよね。
一緒に当たり前基準を上げていきましょう。