ヒマワリ感動通信209号
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✦『 受けた恩恵をどう捧げるか 』
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ヒマワリは、たくさんの種を残します。
根を深く伸ばし、土から栄養を吸収し、
太陽の光を浴びて体内エネルギーを高め、
そのエネルギーを種を残すことに捧げます。
その種が未来をつくっていきます。
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今回は、子育てと介護の観点から、
受けた恩恵をどう捧げるかというお話です。
我が家は、4人家族で
妻、長男19歳、長女16歳と
一旦は子育てが終わっています。
また、自宅から車で10分程度の実家に
80歳になる母親が暮らしています。
以前から、タイヤ交換や電化製品の設置
年賀状の準備、灯油等の配達などしています。
脚が悪く、車の運転も控えているため、
最近は母親から至急対応してほしい内容が増えて来ています。
親子なので遠慮がないのもありますが、
せっかちなため、仕事の時間を割くこともあります。
先日、掃除機を買い替えのために家電量販店に一緒に行きました。
内心は、
母親の要望に合った掃除機を買って、短時間で済ませたい。
しかし、久しぶりの家電量販店だったので、
洗濯機も見たい、冷蔵庫も見たい、雑貨も見たい
と嬉しそうな顔で頼んできます。
お目当ての掃除機を手にしたときは
まるで子どものように喜んでいました。
この時、思い出したのです。
子育てと同じだと。
おもちゃ売り場で
子どもの歩調に、スピードを合わせ
楽しく見て回り、
子どもが納得するまでじっと待ちました。
私も母親からそうやって愛情を受けてきました。
受けた恩恵を返せる幸せに気付けたのです。
子育てと介護は似ています。
受けた恩恵は
いつかお返しではなく
できるうちにお返しした方がいいですね。