ヒマワリ感動通信207号
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✦『 困難への予防接種 』
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ヒマワリは、かならず太陽を向いて咲きます。
企業活動に置き換えると、情熱を持った仲間と、
同じ方向をむいて、チャレンジし続ける組織となります。
同じ目標を見つめ社内が一体化することで、
様々な困難を乗り越えていきます。
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コロナ明けも困難が続いております。
そして猛暑の中でこんなニュースが
「日銀は、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決めた」
いわゆる金利が上がるということ。
これに伴い金融機関も
借入金の金利を9月以降「0.15%」上げる見込みです。
これは新たな借入金だけでなく
既に借入している借入金も含まれます。
エネルギー資源や食料品の高騰
最低賃金の上昇
そして今回の金利上昇
金利は「0.15%」上がりますが
仮に現在借りている借入金が2.0%とすると
2.15%になります。
上昇率は7.5%になり
最低賃金の上昇率約5%を上回るのです。
しかも借入金を減らすことは至難の業です。
今後、金利上昇分を補うため
様々な企業努力が必要になります。
「検討する・実践する・検証する・修正する」
困難に立ち向かうには「どうなりそうか」という
先を読んで「こうしよう」という決定軸が生まれます。
値上げも必要な対応策です。
受け容れられる金額だろうか。
数量が落ち込まないだろうか。
そんな先読みが必要ですね。
金利はコントロールできませんが
お金の出入りが「どうなりそうか」という先読みで
余剰な借入金を抑制できるかも知れません。
様々な困難を乗り越えるには、
「どうなりそうか」という先行管理
「検討する・実践する・検証する・修正する」
というマネジメントが欠かせません。
経営と天気は同じ。
先を読んで、どう対応するかですね。