✦『思いやりには、まず感謝』
ヒマワリは、真夏の厳しい環境でも力強く成長します。
それは種が発芽し、花が咲く環境を自ら作り出しているといえます。
企業に置き換えると、人財が成長できる環境、
成長の場をどうつくるかということになります。
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「おすそ分け」とは、みんなが知っていて、
普段からやっていること。
社内でも家庭でも、お出かけした飲食店でも
「どうぞ/いかがですか」という
言葉を掛けられることが多いと思います。
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これは、自分に対する相手からの思いやり。
この思いやりを受け取るべきか、受け取らないべきか。
例えば、食事の際に「どうぞ」と勧められることがあります。
満腹でもう食べられない、苦手な食べ物だったら、どうでしょう。
受け取れない場合もあるでしょう。
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但し、相手からの思いやりには感謝すべきですね。
なぜなら、相手はあたなのことを思って伝えているからです。
おすそ分けとは、「お福分け、おせっかい」と同じです。
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部下や新人が上司に提案するのも、
会社は上司のことを思っての発言。
受け取らないとどうなるのでしょう。
相手からの思いやりには、まず感謝。
「感謝 + 結論」
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先程の、満腹で食べられない場合でも、
「ありがとう、もうお腹いっぱいで食べられない」
「ありがとう」という感謝がない場合、
ただの否定で返すことになります。
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思いやりが否定で返ってくる。
良い取り組み、望ましい行動でも
否定されてしまいます。
褒められた、感謝された行動は、何度も実践されます。
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成長の場や環境には、
褒められる、感謝される言葉が必ずあります。
先日、同志から
「感謝を伝えると自分も幸せになる」ことを教わりました。
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相手からの思いやりには、まず感謝。
それが成長の場や環境をつくっていく第一歩です。